自然の驚異 タ・プローム

 

 

タ・プローム情報

 

場所

 アンコール遺跡の東 小回りコース

入場料

 アンコール遺跡チケット

名前の由来

 タ = 古老・爺さん プロム = 梵天(ブラフマー) 梵天を知るもの? 梵天爺さん?

創建時期

  &創建者

世紀

アンコール王

宗教

10C

ヤショ・ヴァルマンI

ヒンドゥ/シヴァ派

ラジェンドラ・ヴァルマンI

ヒンドゥ/シヴァ派

11C

ウダヤディティヤ・ヴァルマンII

ヒンドゥ/シヴァ派

12C

スールヤ・ヴァルマンII

ヒンドゥ/ヴィシュヌ派

ジャヤ・ヴァルマンVII

仏教

建材

煉瓦

砂岩(灰)

ラテライト

建築形状

平地式展開型

平地式ピラミッド型

丘上型

彫刻様式

発展期

完成期

円熟期

凋落期

 

 

榕樹の脅威

 

 

カンボジアのイメージといったらこの廃墟でしょう♪

発見された当時の姿のまま残るタ・プローム

仏教王ジャヤ・ヴァルマンVIIに建てられるも

次の次に即位したジャヤ・ヴァルマンVIIIの時代に

怒りくるったヒンドゥ教シヴァ派の反撃が始まる

ブッダというブッダが削り取られ無残な姿をさらす

 

人為的な破壊に加え800年という時が遺跡に牙をむく

地上30mにまで育った スポアン(榕樹)

力強く回廊や塔に絡みつき破壊をつづけ

崩れおちた石には苔がむし 遺跡全体が緑色にそまる

自然の驚異をまざまざと見せつけられる遺跡

諸行無常のわびさび感があるのがたまらなく (・∀・)イイ

 

しかしあまりに無残な現状に修復の声もあがっている

修復したら ただの寺だろうが ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)д)  ゚ ゚

ただ修復にも問題があるらしい

破壊を続けている榕樹がある意味遺跡を支えているため

修復作業をすることでさらに崩壊するという意見もあるのだ

管理人としてはこのままの状態を維持するだけにとどめ

後世までこのドラクエのダンジョンを残してほしいと思う

 

人為的に削られた仏陀のレリーフ

 

 

 

 

 

焼け石に水の修復作業 って重機でやるのか!!?

 

塀を押しつぶす榕樹

 

執拗に仏陀だけがけずりとられている

 

 

中央祠堂内部の壁には無数の穴が開いている(一番右)

ここにはルビーやダイヤモンドがはめこまれていたらしい・・・というのは嘘で

表面の化粧板として銅版をはり付けるための穴

開口部の上に三角が3つくっついた穴があいているが 銅版の重さを横に逃がすための知恵

ルビーの方が夢があったなぁ (ノω・、`)

 

ちなみにタ・プロムを訪れるツアーが数多く遂行されているせいか

アンコール・ワット並に多い観光客にしばしうんざり

遺跡の静寂感を感じるにはほど遠く 旅のメモ帳にも “うざ〜” の落書きばかりが目立つのは内緒

早朝にいくことを強くおすすめします

 

 

遺跡のトイレ事情

 

禁煙 “便座の上に乗る” のは禁止 “足を洗う”の は禁止

工エエェェ(´д`)ェェエエ工 シャワーっっ!!?

 

クバル・スピアンのトイレ いちお水洗

お尻を洗う水便器を流す水 手を洗う水 も一緒 orz

屋台やレストランの中にある場合は有料なこともあるが

遺跡のトイレはチケットがあれば 基本的に無料

しっかりチケットチェックがあります (ー'`ー;)

掃除されているかどうかは微妙な線ですが

つかえる程度には綺麗

遺跡寺院内ではなく 道路わきに独立したトイレ施設があるため

もよおしたら遠慮なくドライバーにいわないと

いつまでたっても逝かれないということをお忘れなく

 

 

トイレ前にたつ看板

なんと チケットがないと50円も徴収するのか!?

 

 

次は大きな都 アンコール・トム巡礼

 

     

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