THE HORSEBACK RIDING

 

どこのツアーオフィス@クスコでも扱っている Horseback Riding (乗馬)

乗馬といっても日本のように柵のある牧場内を てくてく引き馬してもらうものではなく

はい この馬にのって〜 どこでも好きなとこいっていいよ〜 というアクティビティ 。゚+.(・∀・)゚+.゚イイ

午前中にオフィスに相談すれば 午後の参加も可能 (時期・オフィスによる)

特に早朝の便でクスコ入りした場合 あまり体の自由がきかない午後のアクティビティとして最適☆

ただし 馬をゆっくりはしらせると体が上下にしぇいくされるため ムリは禁物

 

管理人の場合 飛行機からおりて1時間ほどすると だれもがかかる高山病で体はなまり状態

朝2:30起きでの移動 寝不足もあり断続的な頭痛と吐き気に襲われるが ホテルで1時間ほど横になっていたら回復

頭痛薬とコカ茶のお世話にはなったものの 1時のピックアップまでには体調はほぼいつもどおり

クスコ到着当日に動き回るのはその日の体調次第

(;´∀`)。oO 誰でも可能というわけではないゾ

 

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クスコの町が一望できるサクサイワマンまでタクシーで20分 相場は10ソル

歩くと・・・ 標高が高いため 空気が薄いことをお忘れなく 20〜45分 上り(行き)はきつい

地元民の子どもはアルマス広場から15分で上ってくるらしいが 行きはタクシーが無難

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どこまでも続く草原 どこをどう馬でかけまわっても問題なし (´∀`)σ)∀`)

ルートなんてあってないようなものなので 行きたい方向へ走らせることができる

気まぐれだけど おとなしいお馬さんが多いので わかばたんでも安心

 

     

 

午後1時 自称 “ガイド” ならぬ乗馬斡旋会社♂がホテルにおむかえ

広場まで歩き なぜかタクシーをつかまえ ケンコー近くの馬乗り場へ

管理人夫婦を馬にのせると “あっちのほうへ歩いていけ” とだけいいのこし いづこへと去る

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

ガイドぢゃないんかYO!

全く地理もわからない場所に ふたりとり残される 大丈夫なのか!!?

 

とりあえず馬を歩かせはじめる 振り返っても誰もいない 帰ったら絶対文句いってやる!!!

15分ほどのんびりぽくぽく歩かせていると “走って” 追いかけてくる小柄な男の子

インカの末裔 インディヘナの肌 20歳になったかならないか

いくらなんでもこいつはガイドぢゃないだろう!?と思っていると 突然ここで馬を下りろという仕草をする

まぢでおりるの??? ふたりの不安MAX

岩場のようなところを指差し “Templo de la Luna” ガイドブックを広げるがどこだよぉぉぉぉ それ

※注 日本語のガイドブックにこの神殿の説明はないようです

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2人きりで歩き出す 相方の名前はアルサンとパルボ

 

 

放牧されている羊さん もちろん柵なし

Sheepといってたけど アルパカ?

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お馬さん待機所 草をむしゃむしゃ自由奔放

こんな広い土地でつながれていないお馬さんははじめてみた (´д`;)

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アルパカさん@毛がり前 つぶらな瞳が愛くるしい

毛が伸び放題でまんまる よごれていてちょっとかわいそう

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馬をおりてもつなぐ気配なし・・・orz

平気なのかと思いきや 帰ってきたら馬が消えていたんだけどな

 

 

 

アルパカさん

ペルーにいくと誰しもが困惑する どれがアルパカ? どれがリャマやねん!?

 

野生のグアナコを家畜化したものがリャマ グアナコ/リャマとビクーニャを交配したのがアルパカ

グアナコとリャマ(この2つの違いは野生か家畜か)はアルパカよりも体格がいい

さわると毛がちくちくするのがリャマ もふもふするのがアルパカ

ビクーニャは野生でアルパカよりももっとすらりと小さめ

アルパカさんは毛量のためにビクーニャを品種改良したと考えるとわかりやすい

もっといえば 人間がきめた役割でリャマとアルパカをわけているという一面もある

リャマ - 荷役・宗教的犠牲  アルパカ - 衣料用の毛・一部食用

 

簡単にいうとリャマもアルパカも ラマ族で南米に住むラクダの仲間 交配・出産も可能

こうなってくると 素人が見ただけで完全にどっちがどっちと判断するのは難しいってことですな

 

 

リャマさん

月の神殿

 

インカ時代の遺跡をみると 大抵太陽と月は対で祀られている

太陽を祀る神殿は町中に 月は人里から少しはなれたところに

クスコの太陽の神殿といったら かの有名なコリカンチャ(黄金の建物)@クスコ編

月の神殿ははケンコーの北 徒歩または馬で訪れることができる

 

インカの世界観は 地上地下/天国現世地獄 の3つに分けられ

コンドルピューマ がそれぞれの世界を司る

建物の外にある “3段の階段の石” はこの世界観を表している

この階段には3つの大事なインカの教えもこめられている

Ama llulla, Ama suwa, Ama qella (嘘をつくな 盗むな 怠けるな)

 

神殿の入口にはインカで重要とされた動物が象られた岩

上にあげた3聖獣 コンドル・ピューマ・蛇(黒は死の国へ 白は現世へを意味する)

生贄にささげていたリャマ 長い鼻をもつ象 豊饒を意味する女性の太もも

見上げた場所が♀性器になっているらしいが 後ろの3つはややこじつけ??

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象かなぁ??? インカと象って結びつかないんだけどなぁ (´д`;)

 

あれ? ガイドさんいないのに 何で詳しいかって?

この神殿を探検中にガイドさん@英語ちょっぴりがやってきて説明してくれました

これでひと安心 ( ´,_ゝ`) ※注 すべての乗馬ツアーはガイド付

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神殿内部にはせま〜い通路をいく →

人工的につくった神殿というより 自然を利用した建物

 

← リャマを捧げたとされる生贄台 自然のスポットライトがきれい

台の上にはどこからか舞いこんできたコカの葉・・・。

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Yeah! Yeah! Yeah! Yeah! Yeah! Yeah! Yeah! Yeah!

 

100年に一度だけピンクの花をさかせる蘭

プヤ・ライモンディ っていってたけど違うような?

↑の花 ご存知の方教えてください m(_ _)m

 

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高山植物

 

クスコは標高3399m 町よりも少し高い位置にある草原は富士山の頂上と一緒

日本では見たことのないかわった植物がいっぱい ヽ(´ー`)ノ

花 特に蘭を観察するためにクスコや聖なる谷を訪れる観光客も多いらしい

 

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月の神殿を見学しおわり再び馬にまたがろうとすると・・・

馬がいない (;'A`)'A`)A`)`)) !!!

あわててガイドさんが探しにいく ガイドさんいなかったらどうしてたんだろ?

※このガイドさんは上記の斡旋会社♂・小柄な男の子とは別人 斡旋会社♂がインカの村に手配しにいっていたと推測

 

10分後 お食事に夢中になっていたお馬さんを捕獲 機嫌のわるいパルボは他の子と交代

日本では考えられない ゆるゆるツアー であるw

西にむかっていくが クスコの町がもっとよくみたい!ということで “丘に登りたい” とリクエスト

乗馬には多少たしなみがある管理人 わかばたん旦那さまを放置ぷれい

軽くギャロップしつつ うきうきと丘をあがっていく

パカポコゆられているのも好きだけど やっぱりお馬さんにのったら走らせなきゃね♪

左下の写真のてっぺんまでいって おやつ休憩 (ツアー料金に含む)

 

 

 

〜 悩みの種 〜

 

ここクスコでも自然破壊という足音からのがれることはできないらしい

犯人は19世紀にオーストラリアから持ち込まれた ユーカリの木

成長が早く 生命力が強いので 燃料で伐採されつづける森の再生にともちこんだものの

自然界はそんな単純なものではない

ユーカリのせいで原生種は壊滅状態 土壌破壊は今でも続く

日本ではあまりしられていないが 地元民はユーカリに対する嫌悪感を隠さない

 

クスコ到着当日にはしゃぐと 次の日高山病が大変なことになるぞぉ はどこへやら

森の中を走ったり 遺跡のそばをとおりぬけたり インカ道を歩いたり

どこをどう通ってきたのかさっぱり??? だったものの

4時半ごろ サクサイマワンの裏 ガイドさんの家に到着 おつかれさまぁ ヽ(´ー`)ノ

一時はどうなることやらと思ったけど 楽しいお散歩でした♪

お手ごろ価格で楽しめるので体調に問題なさそうならぜひお試しあれ

 

 

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丘のてっぺんに登ってみたい♪

そんなわがままが許されるのも ゆるゆる個人手配だからこそ

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サクサイマワンとガイドさん

 

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帰りはインカ時代に整備された急坂を歩いてアルマス広場へ

下りとはいえ高所に鍛えられたガイドさんのペースで歩くと 一瞬でばてる

 

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