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2009年3月21日
やってまいりました 天空都市・マチュピチュ 。゚+.(・∀・)゚+.゚ “ワイナピチュからの眺め” が旦那さまへの誕生日プレゼント
朝4時半に起き 5時半のバスの行列@マチュピチュ村に並び 雨がしとしとと降る中 なかなか進まない遺跡入口検札に泣き 遺跡見学の誘惑をふりきりつつ ワイナピチュ・チェックPtに走り 1日400枚しか配布されないチケットをもぎとるっ (゚Д゚#)ゴルァ!
クスコの坂のぼりに比べたら マチュピチュでの登山は体に羽が生えたよう 酸素って大事なんだ〜と痛感 それでは管理人夫婦のマチュピチュ体験記 ドゾー |
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旧マチュピチュ駅の目の前にあるマチュピチュ行きバス乗場 となりは鉄格子でがっちりガードされた遺跡チケット売場 朝一のバスに乗りたかったら前日までに要チケット購入 (`・ω・´)b |
話しかけるとぺらぺらとスペイン語をしゃべるオウム 確実に単純な会話しかできない管理人の上をいく orz |
日本のナショナルフラッグを両サイドにまとったマチュピチュバス
村から遺跡へと続く唯一の道 ハイラムビンガムロード を行く 所要時間20分
舗装されていないつづら折れを巧みなハンドルさばきで爆走
大きな車体が左へ右へと大きくふられると同時に 乗客も一緒に左へ 右へ
立乗り禁止っちゅうのも理解できる
だ〜か〜ら〜 公道はサーキットぢゃないって何度言えばわかるんだ ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)д) ゚ ゚
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朝からバス乗場 ⇒ 入口 ⇒ ワイナピチュチェックPt 行列に並んで並んで並んで手に入れたワイナピチュチケット 10時の回をちょいす☆ やったねっ ( ̄ー+ ̄) |
マチュピチュ遺跡 見学注意事項
時々見かける矢印 ただし数少な杉 すぐに見失います 意味ないっす
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1. 矢印の順路に従って・・・ 実はあんまり 厳しくありません 適度に迷子になりつつ 遺跡を傷つけないように見学しましょう
2. 食べ物の持込は禁止・・・ 長時間の見学を予定している人は 臨機応変に 入口をくぐれば水もスナックも何もありません 遭難もありえる場所なのに orz 水は多めに 持参すること ただしゴミの放置は厳禁 あたり前です・・・。
3. トイレ (1ソル)は入口をでないとないゾ = 要パスポート! 再入場の際には厳しくチェックされるため パスポート(コピー可)は必携 ワイナピチュ内部はまぁ山@ジャングルの中ですので・・・ そういうことで・
4. 個人でまわるなら ガイドブック は必ず持ち込みましょう 地球の歩き方 マチュピチュ完全ガイドがあればガイドさんはいりませぬ
5. 雨具の準備がなければ ふもとで 1ドルで買えるポンチョ が便利 傘不要 雨季は毎日しとしと雨 ふったりやんだり でも日本のように降り続く雨とは違う |
トイレは入口検札をくぐる前の階段下のみ 遺跡内にはない 遺跡の端でいきたくなったらダッシュで 15分かかる ことをお忘れなく
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遺跡は似たような石組が密集 かつ広大 すぐにどこにいるかわからなくなるダンジョン (´・ωヾ) |
霧につつまれた神秘の遺跡 さぁ探検に行こう
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マチュピチュを理解する上で見逃せない16の水汲み場 山からの雪解け水がマチュピチュの水源 |
遺跡群
マチュピチュは 皇帝パチャクテクの別荘 のために作られた町
クスコ寒いのぉ ってどんだけわがままだYO ピサックに逝けっ オリャンタイタンボにもあるだろ
こっちに神殿 あっちに要塞 倉庫もつくって橋もかけなきゃ
王様にいいようにこき使われて 一体何人の庶民が転落死したのだろう (ー'`ー;)
当の王様は御輿にゆられてよきかなよきかなと山にはいったわけですな
不便の極地の上にこのサイズ 100年で滅びたというのも納得
遺跡の細かな説明はガイドブックを参照くださいませ m(_ _)m けっ 決して手抜きではありませぬゾ
迷子になってみつけたお気に入りの風景 木と雲と遺跡の絶妙なバランス
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コンドルの神殿 くちばしの岩@手前&背後に羽を広げた大岩 コレはコンドルだっ!
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最も美しい壁をもつ太陽の神殿&テラス石垣 このギャップに現れている人間くささがイイ |
北側テラス&3つの窓の神殿 リャマさんがの〜んびりお食事中 |
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石組で描かれた鳥? わかるかな? 左側にとがったくちばし 右側に羽 微妙にこじつけ!? |
太陽の神殿 一枚岩の加工技術の高さがうかがえる 内部のニッチにはミイラがあった?とかなかったとか? |
マチュピチュときくと誰もが思い起こす緑の芝生に優雅にたたずむリャマさん 実は人間の手によって持ち込まれたもの 時々遺跡建物内にも出没する |
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インティワタナこと日時計 (聖なる谷・ピサック参照) |
いまにも崩れそうな主神殿 インカの計算も完璧ではないってことですな |
南十字星をあらわしたひし形の石@主神殿の外 コンドルのくちばしの形?ともいわれる 岩の上にコンパスをのせると 先端がきっちり南を指す
← インカの世界観をあらわす “3段の階段の石” がここにも! (Horse riding・月の神殿参照) |
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* ちなみに2時以降の遺跡はがらがら 時間がゆるす方は午後の遺跡見学がおすすめ
HUAYNA PICCHU
マチュピチュ山(老いた峰)とワイナピチュ(若い峰)の間に創られたかつてのマチュピチュ村 マチュピチュ山は 3050m ワイナピチュは 2690m 位置関係の地図は こちら
遺跡の東側に見えるふたつの峰 左側が ウチュイピチュ 少し高い右が ワイナピチュ 首を右側にかしげてみると ワイナピチュが鼻 ウチュイピチュがあご・・・ なんと 皇帝の横顔 が! 自然にできたそのものなのか はたまた山をけずってしまったのか・ (一番上の写真で確認できます) ワイナピチュは遺跡からの標高差 350m コントロールブースから山頂まで 45分〜1時間程度 ウチュイピチュはワイナピチュへ行く道から分岐 ワイナピチュ・コントロールブースをくぐればどちらにもいかれる 遺跡の西 ワイナピチュの反対側にどど〜んと聳えるのが マチュピチュ山 ワイナピチュ混雑回避のためにペルー政府がさかんにCM中 ただし地図や看板の整備は追いついていない ワイナピチュ マチュピチュ山 どちらからでも遺跡を見下ろすことができるが ここはワイナピチュに登ることに
下からワイナピチュを見ると 時々観光客らしき人影がちらつく不気味な森 登山道は全く見えずどこをのぼるんだ!?と不思議に思うかもしれない が インカ時代に作られたトレイルが今でも健在 基本的に山頂まで階段のぼりがつづく 山頂近くには貯蔵庫としてつかわれたであろう遺跡&段々畑までのこっている ワイナピチュ = マチュピチュ遺跡の一部 ただ遺跡を見おろすための岩山ではないのだ |
10時の回 一番のり〜 (´ー`)y─┛~~ 入山名簿に記帳 要パスポート |
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雨あがり直後の道のりはなかなか険しい 普通の人でも登れるけどハイキングシューズは必要 |
カラフルな高山植物がおでむかえ |
途中 岩に安全ロープがかけられているところも 毎年転落で何人か死んでいるらしい |
眼下にひろがるジャングル ひやややややや〜 Ψ(`∀´)Ψ |
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ふたりともそこそこ体力があるためさくさくっと登頂♪ ワイナピチュ山頂は各国からの観光客で満員御礼 ポジション確保のための静かな戦いが繰り広げられている
雲が晴れてくるのを待つこと数分・・・
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羽を休めたコンドル が浮かび上がってくる となりには村と遺跡をつなぐ ハイラムビンガムロード まわりを高い山々に囲まれ その尾根にぽつんとある遺跡 まるで雲の中に浮いているみたい |
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゜ヽ(*´∀`)ノ゜ やった〜 きたよ! ついにきたよ +.ヽ(´∀`*)ノ.+゜
この感動はそこにいった人だけが味わえる特別なもの
プロが撮ったどんな写真をみたってわからない 言葉でも伝えられない
晴れわたっている時より 雲の中から顔をのぞかせるマチュピチュの方が絶対がよい
神秘性は遺跡そのものだけではなく まわりの山々や雲との調和 が生みだすんだなぁ ヽ(´ー`)ノ
遺跡のバランスとしてはワイナピチュからよりも
反対側・ワイナピチュを見上げる見張り小屋からの方がいいんだけどな
ワイナピチュとウチュイピチュのふもとに抱かれた遺跡 ぐるりと囲うウルバンバ川 背後の山々
マチュピチュ山やインティプンク(太陽の門)からだと
四方を山に囲まれたマチュピチュが見れるらしい いきたかった (ノω・、`)
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アンデスからの雪解け水が流れ込むウルバンバ川 |
ワイナピチュ山頂の遺跡 土砂崩れを防ぐために斜面にはテラスがぎっちり |
なにもこんな場所に建物をムリにつくらなくても ↑まで降りるのも難儀 |
道中は The ジャングル! ココを往くのは間違いなく物好きばかり 往路復路あわせてすれ違った観光客 たったの4組 一本道で迷うことはないが 看板が無いのでかなり心細い
ご想像に違わず遺跡監視人の目も一切ない 道中は崖っぷちに申し訳程度の手すりがあるところや 木のはしごをよじ登るところを逝く スリルたっぷり ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
しかも森の呼吸でかなり蒸し暑いため 水分は要持参 入山にパスポートまで提示して記名させられる理由がよくわかるゾ |
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ワイナピチュの山頂に 月の神殿への分岐 があるのだが はしごの架けかえだろうか? 残念ながら通行止 (*゚д゚) 、ペッ ということで ↑の分岐まで戻り 月の神殿まで←の道をひたすら下る 所要時間40分也 |
自然の大岩で形成された洞窟を利用して作られた月の神殿 神殿内には生贄を捧げたであろう台… に座って休憩 なぜか台の上には小石が賽の河原のごとくつみあげられ コレは一体(謎!? ココで寝転ぶと天井の大岩模様が月の表面のように見える 神秘的 |
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月の神殿からさらに5分ほど進むと現れる Grand Cave 見晴らしがいい場所らしいが深〜い霧 山のシルエットが薄くみえるだけ でも来たぁという達成感は十分味わえる |
ワイナピチュ制覇@下山後コントロールブース前 Grand Cave からの帰り道はずぅっと上り 分岐まで1時間+分岐から20分 10時の回一番のりは 10時の回一番最後の下山でありました… orz |
そしてさらなる探検に・・・
天気と体力を考慮し インティプンクをあきらめインカの橋へ 見張り台から20分 切立つ崖の上につくられたインカ道をいく 手すりなぞない 足を踏み外したら命の保証はない 壁をつたいながら進む そのうち崖っぷちを歩いていることすら忘れちゃうけどな… 慣れってこわいな |
橋直前からは 壁のロープ をつかまないと 監視人から怒声がとんでくる ココも毎年転落死者がでている場所 ちょっとでも手を離そうものなら容赦なく本気で怒られます |
もともと侵入者から町を守るためにつくられた橋 ほそ〜いガレ道にうす〜い木の板が申し訳なさそうにかかっている 緊急時に簡単に落とせるようになっているため 際までいくと背筋がひややや〜 |
食事もとらずに歩き続けること9時間@4時
さすがにつかれたため これにてマチュピチュ探検終了〜っっ (n'∀')η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
町にもどってレストランにかけこむ
アボカドマリネ ジャガイモのスープ マスのガーリックフライ パパ・ア・ラ・ワンカイーナ セコ・コン・フリーホーレス
(Food参照)
栄養が体の芯までしみわたるぅぅぅ ♪♪(*´∀`*人*´∀`*)♪♪
高山病対策のため我慢していたアルコールを心ゆくまで飲み満足満足
マチュピチュ村(アグアス・カリエンテス)
町の中心部はさながら日本の温泉街 ホテル&レストランが建ち並ぶ
住民は上の方&駅の反対側に住んでいるため 観光客エリアとはきっちり住み分けがされている
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観光客用マチュピチュ駅 はりめぐらされた鉄条網&警備員で 地元民を完全シャットアウト 地元民用駅はこの建物のちょうど裏側にある |
駅からつづく土産屋マーケット カラフルな生地のタペストリーやバッグ 色鮮やかで見ているだけでも楽しい ペルーの縫製技術は非常に高く 日本でも十分活用できる |
地元民エリア 学校や市場に人が集まっている 犬も猫も牛も馬もアルカパも放し飼いが基本 普通に街中を闊歩 吼えない 噛まない 近寄ってこない みごとに人間と共生している 羨ましい |
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かつての駅ホーム 観光客用レストランがずら〜り (n‘∀‘)η レストランの60%はピザ屋 35%がペルー料理屋 残りがその他Cafeなど ピザ ピザ ピザ となり同士のメニューに遜色ない orz イタリアンとかフレンチとかしゃれたものにはほとんどありつけない (ノω・、`) |
皇帝パチャクテクの像@中央広場 人々の憩いの場になっているのか 朝市も行われている |
いたるところの建物が建築中 角のインターネットカフェはバックパッカー御用達 4ソル/H 高い ('A`) マチュピチュには地元民&観光客プライスが存在 とにかく物価が高い マッサージ25ドル/Hってありえん クスコの4倍以上 (*゚д゚) 、 |
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村のはずれには 村の名前の由来にもなった温泉が・ 温泉好きな管理人夫婦 2日続けていってきました☆ 地元民プライスは謎だが 掲示されている料金は10ソル(300円) 入口ゲートをくぐり 橋をわたっていくと・・・ |
プッ プール!!? でも硫黄の香りただよう ちょっとしょっぱい立派な温泉 上から丸見えのため要水着着用 レンタル・ロッカーあり(1ソル) 更衣室あり 洗い場あり シャンプー・着替可 |
湯の下には玉砂利がしきつめられていてちょっと痛い 新穂高温泉のよう 湯温37〜38℃と長湯に超快適なのに・・・ かなり深い ほっとんどが地元民でたまり場化 カップルのいちゃつきはスルーで・ あがった後は3月でもかなり冷えるので ホテルのシャワーはいるゾ |