どうか安らかに

１週間　いまかいまかとずっとそばにいたのに

助けてあげられなくてごめんね

たくさんの悲鳴をきいてあげられなくてごめんね

あのときに　あのときに　もう少し早く手術にふみきっていたら

名前もたくさん考えていたのに　つけてあげられなかった

一度もあなた達を名前で呼んであげることができなかった

抱きしめて　こっちの世界がいいものだと教えてあげることもできなかった

こんなに早く逝ってしまうなんて

おなかから出てきたときはあんなにあたたかかったのに

さいごに体をなでてあげたとき　あなた達の体はつめたすぎました

クラプトンの曲であなた達を見送ります

いつか天国で

元気な姿で駆け巡っているあなた達に逢える日を楽しみにしています

↓クリックすると曲が流れます

　セレモニーホール にて　

 １匹目　１００ｇの未熟児　０：００出産

皮膚の形成に異常が見られ　右足がとれて生まれてきました

首がねじれていたため　素人目にも死産がすぐにわかった子

アスカも必死でなめて起こそうとしていたけれど

途中であきらめて新聞紙で隠そう（埋めよう）としていたのが痛ましかった

２匹目　１１８ｇの未熟児　１：２５出産

しっぽが出ていたのにアスカがイキまずなめてばかり

管理人がむりやりひっぱりだしとりあげた子

腹部の皮膚の形成に異常があり腸が飛び出して生まれてきました

あたためたりこすったりして蘇生を試みるもぴくりとも動かず

 ３匹目　帝王切開にて出産

すでに胎盤ははずれ　ミイラ胎子の状態

赤ちゃんとしての原型はとどめていなかった子

胎児の１匹でもこの状態の場合　他の子も死産になる可能性が高いらしい

開腹したときに　子宮が真緑の液でいっぱいだったそうな

 ４匹目　帝王切開にて出産

アスカからしっかりと栄養をもらい　１・２匹目の倍以上に育った子

助かるとしてもこの子だけだったらしい　ほんとに助けたかった

先生もマウスtoマウスでの人工呼吸まで施してくださったそうですが

努力のかいなく逝きました

４匹一緒に並べて棺におさめました

５匹いたはずの最後の１匹はどこにもいなかったそうです

どの子もこわれてしまいそうなぐらいふにゃふにゃ

元気に産まれてくるのが当たり前と　疑いもしなかったのに

ヴァイスとアスカの子ということで楽しみにしていたのに

突然目の前にやってきた死に涙がとまりませんでした

せっかく授かった命なのに　助けてあげられなくてごめんね

 何もしてあげられなくてごめんね

せめてもとたくさんのお花を入れてあげました

天国で仲良くまっててね

荼毘にふしておうちにもどってきました

４匹一緒　こんなに小さくなってしまいました