BALLESTAS ISLAND  

 

 デジカメ破損(SANDBOARDING参照)により画質が悪いのはご容赦也

 

ペルー観光の隠れた穴場 バジェスタス島 (←写真おすすめ)

ペルーの南250km・パラカスからたった30ソル(900円)で人の手の入らない動物たちの楽園へ

またの名を小さな or 貧乏人のガラパゴス

本場ガラパゴスならば玄関口のエクアドルから15万円以上かかることを考えれば

とってもお得に野生動物に会える  ・・・ガラパゴスいってみたいけどな

ただし島への上陸は禁止されているのであしからず

 

バジェスタス島へのアクセスは通常パラカスからのツアーボートのみ

(ツアー自体はピスコ他でも手配可 車でパラカスの桟橋にくることになる)

ピスコは2007年8月におきた地震で壊滅状態に 修復も思うようにすすまず治安悪化中(らしい)

被害はパラカスにも及んだものの 金持ちの別荘地&人口1200人の田舎町ということもあり

いまだにあっちこちで重機が活躍しながらも 治安は非常によい
現地の人が “
ピスコにいくぐらいならパラカスにいけ” と口をそろえる

イカの町から1時間 直行バスはCruz del sul社のみ

安く行くならピスコ経由だけど 数百円で安全&時間をかえるCruz del sulがおすすめ

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真っ白なグアノの上に鎮座するオタリア

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パラカス中心部・メインストリートには数軒のレストランがあるのみ

砂浜の上にある唯一の土産屋マーケット お客さんは・・・orz

道路も建物も工事中 あと5年はかかるな ┐(´ー`)┌

 

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Cruz del sulのバスオフィスをかねるホテル Zarcillo Paradise Hotel (ホテル参照)

ホテルのロビーがなんとバスの待合室に ( ゚∀゚)アハハハハノヽノヽノヽノ \

でも目の前に海が広がる庭&Bar付サンルームはポイント高い

現在稼動しているホテル@パラカスは数軒 チョイスは限られる

荷物をもって移動したくない&バジェスタス島行きのプライベート桟橋があるということで即決

(建設中&修理中のものがたくさんあったので 数年後にはリゾートになっているかも)

 

パラカスの町は端から端まで歩いて20分 道は∞のみ 管理人ですら迷うことはない

Zarcillo Paradise Hotelは∞の右端 レストランのあるメインストリートは左端

場所的にはちょっと不便かなと思うかもしれないが

金持ち別荘が建ち並ぶ海岸線には整備された路地 海を見ながら散歩していけばあっという間

物売も物乞もスリもいない 誰にも邪魔されず静かで穏やかな時間

海風のおかげで暑さも感じず 快適そのもの ペルーにもこんなところがあるんだなぁ (*´Д`)

工事中トラップで一部通り抜けができないけどな orz レストランで食中毒をおこす可能性もあるけどな (´;ω;`)

 

午後になると強風が吹いて海が荒れるため ツアーは午前8時出発 左側の席がおすすめ

長距離ツアーバスが乗りつけ あっという間に36人乗りのボートは満員御礼

船長+アシスタント+ 英語とスペイン語のガイドつき
ただしスペイン語のほうが圧倒的に長いため 英語はかなりはしょられていると思われる
20分ほど穏やかな海をつっぱしる@そこそこ揺れると
砂漠の広がる半島の先っちょに書かれた燭台・カンデラブラが見えてくる 長さ183mほど
ナスカ同様 その由来は不明 時代も不明 (写真割愛)

それより海岸線ぎりぎりまでのびる砂漠にびっくり 砂漠の砂が海の中まで続いている感じ

水が莫(無)いと書いて “” なのに水がある! 不思議だ!

 

島に近づくと誰もが気づく強烈なにおい 臭い orz
空をおおいつくす真っ黒な影 犯人はこやつらの落し物 岩という岩は雪がつもったかのように真っ白

この白い物体は “グアノ” とよばれ リン&硝酸カリウムが豊富に含まれる

有機肥料や火薬原料に使われるため

リン鉱石発見以前は 南米のあちこちでこのグアノをめぐり戦争が起こっていたほど貴重な資源
現在は年に数回島に上陸してグアノを集め “高級” 肥料として販売しているとのこと

 

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プライベート桟橋 波は午前中でも結構高め

 

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島が見えてくると 雪の上にまっくろくろすけが大群でおそってきているかのように

岩場は大量の海鳥でびっちり@影の正体 きしょい (ー'`ー;)

よくよく目をこらすと 海鳥の間をペンギンがてこてこお散歩
この暑い砂漠地帯にペンギン!!??

これぞ南極から流れ込む冷たいフンボルト海流のおかげで生息できる フンボルトペンギン さん

飛び込みに躊躇している姿がめちゃくちゃ (*'д'*人)ヵヮュィ★☆

 

くちばしの大きいのは ペリカン

海岸線にびっちりとならび 獲物の魚をねらって海面とにらめっこ

ハゲタカ が食物連鎖に参加する光景も・・・ 壊れたデジカメがうらめしい

 

オエー オエー オエー

 

ぐる〜りと島をまわっていくと 島の主役 オタリア の縄張りへ

アザラシぢゃない アシカの仲間” を強調しまくるガイドさん どっちでもいいんだけどな

 

 うじゃうじゃうじゃうじゃ うじゃうじゃうじゃうじゃ 

 

天敵・シャチがいないバジェスタス島はオタリアの楽園

日向ぼっこをするオタリアが所せましと生息 このせまい縄張りに何万頭いるのだろうか

岩などでばらばらといるのはすべて♀ そばには赤ちゃんオタリア

魚を与えたり 泳ぎを教えたり 一緒に昼寝したりと子育てに大忙し

♂はというと 波の侵食でできたアーチのそばの砂浜で数十頭の♀をはべらせ中

でかい! ♀の倍ぐらいの体格があるゾ

ツアーは往復時間をいれて2時間ほど 臭いを我慢できれば満点おすすめツアー

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リマ - ピスコ - イカ - ナスカ - アレキパをつなぐのはペルーの大動脈・パンアメリカンハイウェイ

なんとこのハイウェイ 北はアラスカ 南はアルゼンチンの南端ウスアイアを結ぶ 全長17000km

いちまんななせん  地球半周分! 日本を2往復半してもまだあまる!

町と町の間はなにもない砂漠がひたすら続く 道の両脇にはお墓

墓参りも大変だろうなぁ って場所覚えておけるのか!?

こんなところに誰も住んでないだろうと思いきや 意外にも住民(コエブロホーベン)がいる

リマのサン・クリストバルよりももっと粗末なよしず張りの住まい

煉瓦にする赤土がないせいか 棒をたてて布やよしずをかけたものに 集団で住んでいる

水は給水車から購入 電気は自家発電 降水量0で屋根いらず 乾燥しているので風呂いらず

THE 格差社会 - ただしここらの人は町に働きにでて 少しずつ家を作りなおしていくらしい

空地を不法占拠 国は使い道のない土地なので黙認

そのうちまともな家がたち 事実上 タダで土地を手に入れちゃう荒業・・・たくましいっ (´д`;)

 

ナスカから2時間 ピスコ・パラカスから1時間 ナスカ地上絵のもうひとつの玄関口 イカ

イカ川のほとりにあり 蒸留酒ピスコに使われるブドウの産地

観光客がちらほら 町並はどこにでもあるペルーの普通の町

 

 

 HUACACHINA  

 

イカからタクシーで10分ほど まわりを銀色の砂丘に囲まれたワカチナ

砂漠のくぼ地に泉がわきだし その周りに家がたち町を形成

砂が流れ込むのを防ぐためかヤシの木が植えられ まさしく日本人がイメージするオアシスそのもの

砂丘で遊んでいる人影はちらほら見かけるものの 昼間も夕方も町の中はガラーン

ナスカはまだ町が動いている感じがするが
ワカチナはここで人が本当に生活しているのだろうかというぐらい静か

 

 

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砂漠の中に突如あらわれるワカチナ まさしくドラクエIII イシスの町

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泉といっても池か沼といった方が近い 英語ではLagoon(潟) 一周徒歩15分ぐらい

ペルー人にとってはここワカチナは避暑地 日本でいうと物価の安い軽井沢

とはいっても 店もレストランもほとんどなく 宿の設備もこころもとない

(;´∀`)。oO なにせ換気扇がわりに穴@天井だからなぁ

 

昼間のアクティビティといったら 砂丘でバギーのりまわし&サンドボード

お金をかけたくなかったら プールでごろごろ 砂丘登頂 ボート遊び@泉

ボート遊びといっても足こぎボートでこぎこぎ 20分も遊べば飽きてしまう (宿で無料ボート券がもらえる)

周りに一切の明かりがなく漆黒の闇が広がる夜は近所のワイナリーへおでかけか 天体観測

なにもしない贅沢を楽しむ場所と思えば すばらしい町

 

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せっかくなので砂丘のてっぺんへいってみよう ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ♪

さらっさらの砂が靴の中にはいりこみ 思うようにすすまない

大きさではナスカ郊外にある Cerro Blanco にはかなわないが

ふっかふか感はワカチナに軍配 (*´∀`*)

すぐそこに見えている頂上が遠ひぃ でも砂の感触が気持ちいい

素足でふれるときゅぅぅぅっと沈み込んでいく

高いところから見下ろすワカチナの町 目の前にある THE オアシス に感激☆

 

頂上からの景色は・・・ 砂漠の中にまばらにはえる木

見なかったことにしよっと (;´Д`)

 

 

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